12月15日の漢字研究会のあと歌舞伎座の夜の部を観劇に行きました。
ちょっと敷居の高い文化ですが、イヤホンガイドを聴きながら観劇すると内容は大衆演劇なのだと思いました。形式美を継承しつつも現代の感覚に合うもので、思わず笑いを誘われ引き込まれました。
今を意識して、いかに文化を継承していくかを工夫している歌舞伎はすごいなと感動しました。日本の文化を継承するのにも変化が必要ということです。
昔からのものをしっかり学んで、変化をする。それは、書道でも同じ事です、しっかり古典を学んでこそ自分を活かせる作品が書ける。
判っていても古典臨書を日々習うことは根気がいって、なかなか出来ないのが現実です…
さて、もうすぐ2019年も終わります。「細く長く」を合言葉に来年も古典を学んで、作品制作や教室の指導をと思います。