教室が休みになって2ヶ月目に入りました。誰も来ない稽古場で添削作業をしています。
稽古はできないけれど子供たちの暇つぶしや気分転換にでもなればと思って、競書本の課題の添削だけしています。
4月は10人ほどの子供が作品を仕上げました。
5月に入り、まだ先が見えない自粛生活になったので作品を書いてくる子どもも増えました。
普段の稽古では家で書いて来る子どもはほとんどいないのですが、学校もお休みで気分転換する事が少ないのですね。私としては「習字でもしようか」と思ってくれることだけでも嬉しい限りです。
いつものように目の前での指導は出来ずに朱墨でコメントを入れたくらいのものを返すだけですが、まじめに教室に通って来ている子どもたちなので、コメントの意味する事を解ってくれているようです。
筆の文化を楽しく身につける手伝いが出来ればと教室を開きましたが、こんな時でも作品を書いて来てくれて本当に嬉しいです。
今までのように皆で稽古できる日が早く戻ってくれる事を願いつつ、今日も1人稽古場で添削いたしましょう。
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